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フリーノベルゲーム感想第116回 ロリババネットワーク

どうも紫苑です。
何とか1作読了しました。
まだ未プレイの作品が5作あったわけですが、そちらは来年に持ち越しですねぇ。
短編なら後1作プレイできそうな気もしますが、明日は明日で今年のまとめ的な日記をつけたいと思ってますし。まぁ、無理して焦る必要もないでしょう。

と言うことで、今年ラストのノベルの感想へ行きましょう。
フリーノベルゲーム感想第116回 ロリババネットワーク_d0156983_21581121.jpg

今回は「ロリババネットワーク製作委員会」さんの「ロリババネットワーク」です。
プレイ時間は1時間半ほど。
ストーリーは軽く纏めて。
主人公のジンはある冬の日、公園で黒猫を見つける。
大家さんにアパートで飼えないか相談するために連れ帰ると、小さな女の子の姿に。
そんな出来事を皮切りに、神様やら吸血鬼やら妖精と知り合うことになる。
はたしてジンの生活はどう変わる……?

こんな感じでしょうか。


さて、皆様はロリババァという言葉は聞いた事ある。または知っていますでしょうか?
まぁ、こういう世界にいらっしゃる方なら大体意味は分かりますよね?w
言葉の意味そのまんまではありますが、所謂見た目は幼い少女で歳は相当取っている。と言えばいいでしょうかね。
キャラクターの属性としては昔からあるんでしょうが、ロリババァと言われるようになったのは割と最近です、よね。
こういうキャラが最近は増えたかな?って印象なのですが、やっぱ規制的な問題も絡んでくるんでしょうか。
まぁ、その辺りはひとまず置いておいて。
私個人的には、えぇ、大好きです。
見た目が幼いにも拘らず、知識が豊富だったり、頼れるキャラ像って事が多い、そのギャップが堪りません。

というわけで、本作は出てくるキャラクターがほぼ全てロリババァという、ちょっと変わった作品。
黒猫で80歳のタクロウさん、吸血鬼で110歳のユラさん、神様で220歳のクマリさん、妖精で160歳のシフォン、年齢不詳の大家さんと言った、一癖も二癖もあるキャラクター達に囲まれる主人公ジンの生活の様子が描かれます。
出来事と言えば、各キャラクターに出会うシーンがあるくらいで、ジンの日常がメインの焦点。
人間ではない少女たちと出会うだけで既に非日常ではあるんですが、ジンが彼女たちとどう触れ合って行くのかが見どころです。
コミカルなシーンも多く、文章も基本読みやすかったのでよかったです。
ミソって訳でもないのですが、ジンにも特殊能力があって息を止めている間時間を止められるというもの。
この辺りのバックボーンはもう少し欲しかった(どうしてその力を持つようになったのかなど)ものの、この能力を使って活躍するシーンがいくつか描かれていて、一度きりの能力になっていなくてよかったですね。
特異な能力ですから、一度きりしか物語で使われないとなるとやっぱりあれって思っちゃいますし。

選択肢があって、これがちょっと難し目。
サイト様にヒントがあるのでそちらを参考にすればクリアできるとは思いますが、バッドエンドではいきなり感があります。
急に暗転ってのは流石にびっくりしましたw
正規ルートのエンドはジンの心境の変化が見てとれて、考え方の変わり具合が分かってよかったです。
一応続編を制作中って事なんですかね?
チラッとしか出て来ないキャラクターもいますし、この後起こる出来事についても少しだけ触れています。
世界観が気に入ったので、是非制作して欲しいですねぇ。
因みにキャラクターはタクロウさんがお気に入り。
舌足らずなしゃべり方が凄く可愛いんですよw
最初に出会うキャラクターだけあって出番が多めなのは嬉しかったです。


ちょっと気になったところは、部分部分で説明くさいところがありました。
全てキャラクターに語らせずに別の方法で見せる事も出来たんじゃないかな、と。
キャラクターの台詞が2ページ目まで続いたときは流石に焦りましたw
省ける部分もあったんじゃないかな?
このくらいでしょうか。


ロリババァ好きなら是非プレイして欲しいですね。
勿論ふつう、という方にもお勧めできる作品だと思います。
あなたはどの(どんな)ロリババァがお好きですか?

by shio120 | 2011-12-30 23:23 | ノベル | Comments(0)  

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