フリーノベルゲーム感想第108回 魔法使いカラオケにゆく

どうも紫苑です。
久々の感想ですね。毎回近況なりちょっとした小話なんかを先にするのですが、間が空いている内に色々ありましたねぇ。
人口が70億人になったとか、立冬過ぎて暦の上でも冬になりましたねぇとか。
人口に関しては、好きな曲の歌詞が「人口60億の中であなたと出会えた事」を歌った曲なので、70億になった今はどうなんだろ……? とか思ったり。
まぁ、その時の事を歌った曲ですからね。

さて、前置きを長くしても意味がありません。
感想へ行きましょう。
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今回は「枕三つ」さんの「魔法使いカラオケにゆく」です。
プレイ時間は1時間ほどでしょうか。
ストーリーはサイト様作品紹介ページからお借りして。
落とし穴、魔法使い、空腹、進路、エプロンママ、そしてカラオケ、2日ばかりのそういう話――
この様な感じ。


公開されてから半年くらい経ちますよね。
ほとんど時間も経たずダウンロードしていたのですが、プレイが遅くなってしまいました。
枕三つさんの作品は「だいだいsnow」がありますよね。
1話ずつ公開されて、3話でラストを迎える作品だと思うんですが、1・2話はプレイ済みだったりします。
3話はまだなので、そちらもプレイ次第ご紹介させて頂けたらなと思ってます。

さて本作、タイトルから凄い気になるオーラが出てませんか?w
だって、魔法使いとカラオケなんてぱっと繋がりが出て来なくありません?
そういうタイトルから最初はギャグ系なのかな? とも思ったのですが、かなり身近でだからこそ感情移入のできる(しやすい)作品でした。
ギャグ系の展開が無いわけでもなく、ほど良い加減で入る笑いの要素が良かったななんて思いました。
魔法使いのヒロイン山多華子、正直失礼と思いながら、少し笑ってしまいました……w
行動も思ったら突っ走る! みたいな感じで、一緒にいたら飽きなさそうですねぇ。

ストーリーも、進路について悩む華子に主人公が積極的に協力をしていく姿勢に好感が持てました。
積極的にと言う表現はちょっと違うかもしれませんが、協力することを嫌がらないって言えばいいんですかね。
進路で母親と対立して結局諦めてしまいそうになる華子に、自分から向かっていく主人公なんかかっこいいなと思いましたねぇ。
華子、華子母と濃いめのキャラクターがいる中で、主人公がかき消されないっていうのはキャラ作りと言うのが上手くいっていたんじゃないかなと。(なんだか偉そうですが;)
いやぁ、主人公を上手く見せるのって(特に男性主人公)難しいと思いますよ?

あと、個人的に「おっ」と思ったのが、この世界での魔法の原理? ですね。
作中での魔法は、本当は誰にでも魔法は使える。一般人が使えないのは少しでも疑う気持ちがあるから。
と言う事らしいのですが、これ私は結構真面目に信じてたりします。
こう言うと頭大丈夫かとか思われそうですが、疑う気持ちってのは力にしてみたら大きいものだと思うんですよねぇ。
中学生のとき飛行機嫌いの担任に言われたのが、飛行機は乗ってる人の「飛んで当たり前」という思い込みで飛んでる、でした。そのあと俺が乗ったら飛べるわけないって信じてるから落ちる、と。
勿論笑い話ではあったのですが、なんか納得してしまったんですよねぇw
その影響かは分かりませんが、この魔法の原理に凄い納得できる部分がありました。
主人公は実際に魔法を「見た」事によって、疑いが無くなり魔法を使いますしね。


ラストは結構あっさり終わるのですが、後を引かない感じで主人公と華子らしいなって感じです。
この作品にはこれくらいが丁度いいんじゃないかと思います。
スタッフロールの後に後日談もありますが、そちらもすっきりさせてくれていい感じ。



気になったというか、びっくりしたところですが、華子お母さんすっごいパワフルですね……w
いくら人気のないところと言っても、ビーム? 連発は大事になりそうなw
華子お母さんらしいと言えばらしいのですけどね。




誰もが一度は経験した事があるだろう悩みと、魔法使いという立場を上手く合わせた作品になっていたと思います。勿論なぜカラオケだったのか、と言うところも関わって来ますし、ね。
そこまで長い作品ではありませんし、気になった方には是非プレイして欲しい作品でした。
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by shio120 | 2011-11-14 16:34 | ノベル | Comments(2)  

Commented by 枕三つ at 2011-11-14 18:43 x
枕三つの栗桐文輝です、レビューありがとうございます!
今までもレビューをちょくちょく見させてもらっていたんですが、今日見たら見覚えのあるタイトルがあったのでそれはもう驚きました。
感想や評価をいただけるというのは僕にとって格別の原動力です。本当にありがとうございました。
これからも更新、楽しみにしていますので、頑張ってください!
Commented by shio120 at 2011-11-14 21:56
枕三つ様、コメントありがとうございます!
このブログを見て下さってくれていたようで、私はそちらに驚きです。ありがとうございます。
テーマと言いますか、内容でも書きましたが進路と魔法使い(決められてしまったもの壁)の間で悩む様子が凄い共感できる作品だったと思います。
話に聞くNovelers' Materialさんの合同企画にも参加されるそうで、そちらも楽しみにしています。
ありがとうございました!

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