フリーノベルゲーム感想第106回 ▯▯刹役纏シニ柵往ク▯ョ

どうも紫苑です。
ここの数日、小説というか文章を書いてます。
文章って表現にも訳があって、今回も会話劇(これで合ってる?)タイプです。
私は登場人物の掛け合いだけで話を作る方が性に合ってるっぽい……。
得意というのは言いすぎ感がありますが、好きな事には違いない。そちらの方が納得のいくものが作れるし。
でも、地の文がある一般的なものも書かないと慣れないよなぁとも思うんですよねぇ。
んー、悩んでても仕方ないですし、今やってる事をとにかく先に完成させたいと思います。
3分の1くらいは出来上がってます。また今回もギャグチックなんですが。
特別な事なんて起こらない、日常系の話を話を書くつもりが……!
どっちにしろ、ゆるーい話ですw


と、そろそろ感想へ行きましょう。
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今回は「霸 ~ The dark portion of the moon」さんの「▯▯刹役纏シニ柵往ク▯ョ」です。
プレイ時間は10分ほど。
ストーリーは軽く纏めて。
夜、目が冴えて眠れなくなったとある男子高生。
リンクからリンクへ飛んでいる内に、ふと文字化けしたリンクを見つける。
そのリンク先へ行ってみるととある日記で……。

こんな感じでしょう。


タイトルが既に文字化けですが、これは上手いですね。
プレイし終えるとどういう意味なのかが分かるみたいな。ラストのあのセリフと繋がってますよね。
文字である程度の推測は出来ますがw
リンクからリンクへってのは、ネットに繋いである方なら一度くらいは経験あると思います。
何処へ繋がるか分からないようなところは、流石にちょっと躊躇ったりしますが(安全そうなサイトに限りますよ?w)、冒険気分は味わえますよね。
そういった、現代の一般的にあり得る事を取り上げて一つの作品を作り出すセンスはいいですねぇ。


ジャンルはタイトルからして想像がつくでしょうが、ホラーです。
ただ霊的なホラーではなく、人間的なと言えばいいでしょうか。霊的なホラーも勿論怖いのですが、生きている人間の方が怖い! と思うときは多々ありますよね。
今作はまさにそんな感じ。
猟奇的な怖さと言えばいいのかな。何を考えているのか分からない、そんな人がこうなると恐ろしいな、なんて思いましたねぇ。
あ、因みにグロテスクな描写・絵なんかがありますから、苦手な人は注意です。
画面が薄暗くなって、直接は見えなかったりと言うのはありますが、それでも部分部分では見えてますしね……。

そして何より、一番怖いのは、(更に感心もしちゃったんですが)一番最後ですね。
軽く言うと次はあなたの番と、所謂プレイヤーに語りかけて来るわけですが、ホラーでは結構あったりしますよね?
そこに更にもう一味加えてあるのが今作と言えばいいでしょう。
一瞬背筋がゾクリとしましたよ……。
短い作品ながら、こういったアクセントがハマりましたね。
読了後は思わず感心。
作者様の処女作と言うことですが、初めからこれ程だと次の作品にも期待しちゃいますねぇ。


絵が少し可愛らしくて、ホラーとは合わないのでは? という他の方のレビューも見たのですが、あまりリアルにしちゃうとこれは本当に怖くなっちゃうような気がしますねw
個人的な意見ですが、ホラーが苦手な方でも、少しは絵で抑えられると思いますし。



人間の猟奇的な怖さ、ラストの一味違った表現、ぜひ味わってみてください。
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by shio120 | 2011-10-13 13:16 | ノベル | Comments(0)  

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