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フリーノベルゲーム感想第127回目 レディ・ブルー

どうも紫苑です。
今回は割と早めの更新が出来ました。(それでもひと月半)
いつもより間が空いていないというのに、この出だしのテンプレを忘れて振り返る体たらく……。
ま、まぁ感想へ行きましょう。

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今回は「雨季」さんの「レディ・ブルー」です。
ダウンロードはふりーむさん作品ページを。こちら
プレイ時間は10分ほどの掌編作品。
ストーリーは作品ページからお借りして。

今日は可愛い彼女とのバレンタインデート。
でも、今日の彼女はいつもと様子が違って……?

このような感じ。

今作は今年に公開されてる新しい作品ですね。
実は旧作や数年前の作品を楽しもうかなと思っていたんですが、作品紹介ページを見て凄い気になったのでプレイしました。
絵もとても私が好きなタッチ。
さて内容ですが、ストーリーにある通り彼女である「のん」の雰囲気が違う事が気になる描写から入ります。
デートを続けて行くうち、この普段と「違う」がどういう事なのかプレイヤーであるこちら側は何となく察する事が出来るかと思います。
その察する内容が上手くミスリードを誘う展開に繋がっていて良かったですね。そう来たかーと。
結末的には悲しい感じなのですが、私個人としては主人公を責める事は出来ないよなぁとも。
だって高校生ですよ?w (のんは中学生)
気付けたとしても何が出来るだろうとか色々考えてしまいました。
まぁ、そこで気づけないなら~って意見も分からなくはないけれども……。自分ならどうだろう?
一か所そこは流石に気にならないかな? という部分もあるにはありますがw
でも本人が否定もしてるしなぁ。そこで突っ込んで聞くべきなのか……。うーん。
と、今思い返してみても色々悩んでしまいますねw 難しいです。
ラストにいつも通りの「のん」の笑顔が出ますが、これは切ない。笑顔なのに切なくなるのは是非見て欲しい所ですね。
いつも通りがどんななのかここで分かるようにも。
ムスカリの花言葉が出てきますが、2つあるどちらにも掛かっていたのだなぁと。
この辺りの絡め方もいいですね。
読み終わるとオマケで設定画が見られます。こういうキャラクターの設定が見られるの大好きです。本編の補足にもなってますね。
ハッピーエンドという訳では無いので全ての人にお勧めとは言い辛いですが、ほろ苦く切ないお話が見たい方は是非。
短いながら色々と考えさせられるお話でもありました。

# by shio120 | 2020-10-11 00:03 | ノベル | Comments(0)  

番外編:フリーノベルゲーム感想第2回 Plumage Cafe

お久しぶりです。紫苑です。
またもや更新が半年ほど空いた訳ですが……。PCの不調で修理に出していたり、観たい生放送の企画等があったりでなかなか触るタイミングがありませんでした。
それでもちょいちょい進めては居たのです。延び延びになってしまいましたが。
後はこっちに活かせはしないかなぁとは思うのですが、興味の出たジャンルがまた一つできました。
広げ過ぎても追いきれないのでほどほどにしておきますがw
さて、長く話していても仕方ないので感想の方へ行きましょう。

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今回は物凄く久しぶりの番外編。(実は9年前に「Kinoko1」の感想を書いて以来だったりしますw)
番外編は過去に私がプレイした事がある作品を取り上げる枠ですね。このブログを始める前にもノベルはプレイしてたので取り上げていない作品は結構あるのです。
とは言え全ては取り上げられないのですが、ふと思い立ったらこんな感じで感想書こうかなと。

今回の作品は「べろシティ」さんの「Plumage Cafe」です。作品ページ、ダウンロードがリンク切れてるように見えますが一応できます。
プレイ時間は1話40~50分ほど。3話で2時間ちょっとでしょうか。
ストーリーは作者さんHP作品紹介ページからお借りして。

寂れた観光地にひっそりとそびえる喫茶店『Plumage Cafe』。その古びた木扉を潜れば、時代遅れのメイド姿のウェイトレスさんが優しい笑顔で出迎えてくれる。


ある真夏の一日。そこに入店する者達は、皆、妙な問題を抱えていて。
帰国子女の幼馴染、メガネ娘のバンドマン、ゲーム好きの幼女、etc...


人々がその内に秘めている刺々しさを、まるでコーヒーに溶けゆくミルクのように消してしまう不思議な喫茶店。そこで繰り広げられる破天荒な一日を綴ったハードキュア・ハートウォーミングな物語。ギャグ成分もそこそこ。


「おかえりなさいませ、べろシティさま」
とこのような感じ。

フリーでダウンロード・プレイ出来るのは3話あり、各話それぞれのキャラクターが同じ喫茶店を舞台に話が展開していく、といった感じの作品です。
なので各話ずつ感想を書いていきたいと思います。

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第一話 たよりないショコラ

ひょんなことから久しぶりに再会した久坂奈々斗と森野みのりは喫茶店で、子供時代にあった出来事について話し始めます。
奈々斗は殆ど忘れていて、何度も思い出す事を繰り返します。
みのりは忘れられていた事にショックを受けるのですが、ヒントを出したりと悲しいだけが前面には出ていない描写が私は好きでした。(それでもショックはかなり受けてはいるのですが)
奈々斗も奈々斗で誠実に対応はしていくので嫌なキャラをしていないのがいいですね。この時点で二人には空白の時間はあったものの、信頼感みたいなものが感じられた気もします。
とは言え奈々斗は現在の自分とみのりの境遇に差を感じていたりはするのですが。
中盤辺りである思い出すシーン、これはちょっと見るのが辛かったです。
ただ流石に団地に対する偏見強くないかなぁ……w 私は違うので実際はそんなもんと言われたらあれですけど。
そこで奈々斗がとった行動がカッコいい。以前は相手側ではあったとはいえ。
ちょっと理由というか話がその瞬間だけ急かなぁという印象も受けましたが、納得は出来ますからね。
別に気になった部分は子供にしては語りが大人っぽいかなぁと。もう少し砕いた話し方でもよかったかも?
この時代の境遇というか差が現在の二人とは逆転しているような印象を受けましたね。勿論直接的な意味じゃないですよ。
思い出した後、少し食い違いみたいな話があるのですが、これはまたあるあるな感じがしていいですねえw
そしてそこがラストと見事に一致していて、そうきたかー!とw
ちょっとその後が気になる二人です。
同梱メモには「思い出す」「忘れる」がくどいほどに繰り返されるみたいな事が書かれてますが、確かに作中少しずつ何度も繰り返されるのです。でも実際そんなもんですよね。
そのリアリティが良かったです。

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第二話 ごうおんメロンソーダ

主人公の大塚矢伊里とバンドメンバーの相葉浩人、日下部乃音がバンドに対する想いを喫茶店で語る第二話。
矢伊里と浩人・乃音では考え方が違っていて揉めてしまう。
バンドとかでよく聞く方向性の違い、みたいなものを描いたのが今作。と言えば説明は簡単ですかね?
大体は高校生の部活バンドは楽しむ為にやっていて本気でプロを目指そうという想いでやってる人は少ないと思います。勿論中には居るでしょうけどそれでも少数だとは思うのです。
ただ、矢伊里は違っていて本気で取り組みたいタイプ。
性格の部分もあるでしょうが、物凄くストイックなのが伝わってきます。
故に他の二人とぶつかってしまう。作中のシーンの緊張感ったら半端ないです。私そんな中に居られませんw
前半は大体の人が矢伊里に対してちょっと嫌なキャラクターだなぁと感じるのではと思いました。
ストイックさと先にも言った性格的な意味で。
勿論彼女の言う事も分かるのです。寧ろ本気で取り組むのであれば正論ですらあります。
ただ言い方であったり、一直線なところが見えるせいか堅物な印象も受けますね。
特に乃音とは正反対的な位置にあるので、彼女に対しての言葉はきついものになりがちなのも……。
ここで癒しなのが浩人ですw
飄々とした態度をとりつつも、的確に言葉を選んで説得するので上手くバランスが取れているように思いました。
どちらかと言えば浩人も乃音側ではあるのですが。
浩人の活躍もあって? 話は治まる形になるのですが、この辺りで矢伊里の嫌な感じが無くなってくるのも見どころ。
最後の矢伊里と乃音が会話するシーンは、そっち方向へ話を持っていくのかとw
ある意味で新たな火種になりかねないのでは?w とも思いましたが、矢伊里は少し引いたところから見てるから大丈夫、かな?
中盤辺りの緊張感が張り詰めた空気は居心地が悪くなる雰囲気ではありますが、これも一つの青春を描いた作品で良かったです。

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第三話 かめのむミルクセーキ
個人的に一番好きな話。
主人公田牧祐志と倉梨ゆめの二人が兄妹として仲良くなる? 為のキッカケのお話。
苗字が違うので分かるように、両親の再婚によって義理の兄妹になるかもしれない相手同士。
距離を縮められるよう外に出て喫茶店にといった感じ。
兎に角ゆめが可愛い。立ち絵見て貰えば分かるでしょうがw
ただかなり大人しいゆめ。そんなゆめに祐志は接し方に困ってしまうのですが、そのもやもや感と言いますか絶妙に空いた距離がもどかしかったですね。
勿論そんなの二人の境遇を考えれば当たり前な訳ですが……。
ゆめちゃんも不器用ながらも、とある方法で祐志との距離を縮めようとするシーンがあるのですが、それがまた可愛い。
そしてゲーマーであることも分かるのですが、ギャグシーンとは言えチョイスがこの子の年齢にしちゃマニアック過ぎませんかw
その際の祐志の嘘のシーンは無くても良かったのでは、とも思いました。別で掛かってくる訳でも無いしすぐ嘘である事を言ってしまうし、ただ悲しませただけなような……。しょんぼり顔のゆめちゃんは可愛いですが(
そんな彼女のペットはミドリガメのるーら。某RPGの呪文ですねw(喫茶店に亀は……。って思いはしますがまぁ、物語ですからねw)
ただその名前にも意味はあってちょっとしんみり。後半物語にも掛かってきます。
そのるーらがキーになり物語は大きく動きます。(ここで喫茶店のマスターが出てきたり。とても美人)
ゆめちゃんの想いがここで分かるのですが、それがなかなか来るものが……。それが祐志を動かす原動力にも。
一般的にこの手の話だと家族の絆が~的な展開になると思うのですが(それはそれで好きですが)、そうではなく等身大のままの二人として、純粋にただそれだけの理由なのが感動しました。
後日談を見れば二人の関係の進展も感じられますよ。もう兄妹と言ってもおかしくないですね。
最後のゆめちゃんの笑顔は是非見て欲しいなぁ。



と、こんな感じで3話分の感想を書きましたが纏めると。
この作品を取り上げた理由の一つは、ほぼ感想を見かけないのですよ。
作者さんのHPからしかダウンロードできないのも理由の一つでしょうか。こういうタイプの作品もっと取り上げたいですね。
そして作品全体の雰囲気、空気感が私の大好物な作品なのです。そんな訳で思い出して久々にプレイしたのですが、やはりいい。
オムニバス物好きなので舞台は同一というのが何ともいいですねえ。
この喫茶店の雰囲気も作中から感じ取れるのもいいポイント。こういうとこに通いたい。
ビジュアル面も実写背景にキャラクターを上手くはめ込んでいて、特に違和感なく見られます。
CG的な表現で表示されるので動きも感じられますね。
気になるのは動作が少し不安定なんですよね。独自のエンジン使われてますかね? 他では見ないUI回りでした。
後昔の作品でよく見るパターンなんですが、初回起動時はもしかしたらセキュリティ関係でメッセージ出るかもしれません。
多分最近のPCでは動作の保証がないために出るものだと思うのですが。起動しても特に異常は起こってません。ただ一応自己責任という事で。
実は4話5話(+まとめの話があるらしい)があるのですが、そちらは06年の夏コミで購入限定っぽいのです。DL販売等もしていないようなのでプレイ出来ず残念……。
売っていれば購入するんだけどなぁ。
纏めの話はマスターさんの話みたいだし、舞台の起源的な話は大好物なのに……。
とは言え、プレイ出来る3話でも十分楽しいですし、1話ずつダウンロードする作品なので気になったところからプレイするのもアリです。

そして最後になりますが、エンディング曲すっごくオシャレなのです。深夜のラジオで流れていそうなしっとり感。喫茶店っぽくてたまりません。
是非プレイして聴いてみてください。

# by shio120 | 2020-08-24 02:08 | ノベル | Comments(0)  

フリーノベルゲーム感想第126回目 恋愛漫画DEATH

お久しぶりです。紫苑です。
前回の感想から6か月も経つんですねぇ。
個人的にはちょっと前に書いたような感覚なんですが……。時間経つの早い。
そしてもう年末。時間経つの早い(
時間の早さに呆然としてないで感想行きましょうw

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今回は「りんごのジャンプ+」さんの「恋愛漫画DEATH」です。原作漫画連載ページはこちら
プレイ時間は30分ほどの短編。(場合によれば1時間ほどかかるかも?)
ストーリーはふりーむ!さん、作品ページからお借りして。

短い時間で手軽にたのしめる、ちょっとダーク&シュールな恋愛ノベル。
わずかながら昨今の社会に対する風刺も織り交ぜています。
「バカゲー」と呼べるのかもしれません。

とこのような感じ。
ほんの少し補足すると、主人公の村根恋が憧れの存在である森山愛と告白して付き合うために行動を起こしていく……。といった感じでしょうか。
今作は以前感想を書いた作品の作者様からお勧めを頂きました。
シナリオは別の方のようですが、ゲーム化に当たって共同で制作されたようです。

いやぁ、今作少し感想を書くのが難しいなぁと思わされましたw
と言うのも、作風やキャラクターの思想に関しては苦手な方も居そうかなぁと。好きな人は絶対好きだと思うんですが、苦手な人は……。みたいな両極がハッキリしてる作品な気がします。
私は好きですよ。突き抜けた作品好きですし、所々共感できる風刺的な描写もありますし。流石にあそこまで極端じゃないですがw

そして久々にプレイしましたw
所謂選択肢を間違えたら即バッドエンドになる作品をw
1分に1回は選択肢! 間違えるとバッド! には衝撃を受けましたね!w
別にそんなキャッチコピーは無いんですが、本当にそれくらいの勢いで選択肢が出てくる。そして間違えたらバッド。
ほぼ総当たり(原作を読んでいればある程度の行動後の結果は予測は付く)になるんですが、私はこの手の作品は燃えるタイプなので楽しかったです。
ほぼほぼ即バッドになるのでテンポもいいですしね。(バッドでテンポがいいとh)
バッドにハマってしまうとプレイ時間増えてしまうかも?
結末も原作IF的な終わりなのも良かったですね。誰も居なくならない世界線みたいな。それ以外がなかなか激しいので、ひと際浮く感じがするんですがそれすら計算で作られてそうなのが凄い。
バッドエンドで付き合えないけれど。だけど……。的なエンドもあったりでそれはそれでよかったかな。
そしてED曲好きです!w
動画サイトにも公開されているものみたいですが、まさかのムービー!w
歌詞もなかなかに……w


気になったところは、話の辻褄というか噛み合わない部分もあったかな?
ただギャグ・シュール系な作品なのでそこまで含めて、なのかもですが。


さて色々と書いてきましたが、感想が難しい。という理由がもう一つありまして。
何度か言ってきましたが、原作が作者様が公開されている漫画なのです。
原作を知らなくてもゲーム自体楽しめるには楽しめるのですが、やはり元が漫画だけにそちらのファン向けな気がしなくも無いですねぇ。
プレイ後、もしくはプレイ前に読んでみて欲しいですね。
プレイ前に読めば行動後の結果が分かるかも?
私はプレイ前に一通り読ませて頂きました。正直なところ、最初は微妙かな? と思ってたんですが、読んで行く内に続きが気になって一気に読んでしまいましたw
内容でも触れたように、キャラクターほぼ全てがどこかしらの方向に極端に尖っているので万人受け。とはいかないものの、人間生きていればほんの少しでも思った事があるのでは? と言う部分なので全く共感が出来ないわけでもないんですよね。
この匙加減や作風を見てるとある種の芸術な気がしなくもない気がしてくるから不思議。
そんな不思議な魅力のある作品だと思いました。
因みに私は木実幼子さん好きです(((
ゲームの方には出て来ないですよね?


全ての方にお勧め! とは言いにくいですが、ハチャメチャ系好きな方やテンポよく進む作品好きな方、気になった方はプレイしてみてはいかがでしょう。
原作はプレイ前・後どちらでもいいのでそちらも是非読んでみて欲しいですね~。

# by shio120 | 2019-12-18 04:12 | ノベル | Comments(0)  

フリーノベルゲーム感想第125回目 アナフィラキシー・ホビー

どうも、紫苑です。
今回はTwitterの方で言っていた通り、早めの更新が出来ました。
やっぱり読むのは楽しいですね。とは言え、これからの事を考えると次以降の更新はまた難しくはなりそうですが……。
気になっている作品はあるんですけどね。取り敢えずは未定という事にさせてくださいw

と、こちらの事情は一先ず置いておいて感想へ行きましょう。
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今回は「SecreCookie」さんの「アナフィラキシー・ホビー」です。
プレイ時間は20分程の掌編作品。
ストーリーはむりーむ!さん、作品紹介ページからお借りして。

案内人が眠れない貴方のためだけに、お話をしてくれます。
それは「よるのおはなし」。

【……さて、ときに、諸君らが一番好きな季節を教えてくれないか】

短編連作ビジュアルノベルのシリーズ3作目です。

とこのような感じ。
少しだけ補足すると。夏、ある女性の「趣味」に関するお話。
掌編作品だとこの辺り説明するのが難しいですねw

今作も前回の「カレイドスコープ・キャット」前々回「ヤーウェ・イルエ」の作者さんの作品。3作目、最後のお話です。
よく見ると、2作目と3作目の間は5年経っているようで、更新が5年空いた私は勝手に親近感を覚えるという……w
さて、2作目の時でも言いましたが今作も前作との直接的な繋がりはありませんので、今作から読んでも問題ありません。
前回少し気になっていた、案内人のお姉さんの繋がりは今作でハッキリと分かるようになっていて、シリーズを通してプレイしていると関係性が見えてきて面白いです。
他の案内人の話は余計に目が冴えてしまったみたいな事言っていて、ハッとさせられましたw

聞かせてくれるお話の方ですが、主人公の女性の「趣味」について。
とある男性と出会って、その男性に対し色々して行く訳ですが……。
久々にプレイするノベルとしては結構えげつない内容でしたw
私はその辺りある程度耐性はあるのでそこまででは無かったのですが、苦手な人はきついのかなーといった印象。
所謂グロ系、ですね。
視覚的に(絵で)直接表現は無いものの、文章での表現がとても巧いのでその様が想像できてしまうのがまた……。
苦手な人には厳しいかもしれませんが、こう言ったところで物語に引き込むのが上手だなと3作プレイして感じました。
1,2作目は外国? が舞台のようだったんですが、今作は日本が舞台なので夏の蒸し暑さや日差しの強さがリアル感を強めているのも個人的には良かったです。

話の展開的にもそう言う事してるんだろうなって想像は付くのですが、やっていることがあまりにも……。なので気になるとかもありませんでした。
ラストがあっさりと終るのも淡々としていて、ふっとくる怖さが。
後書きでも書かれていましたが、メッセージウィンドウに隠れるようにして絵が表示されるので、右クリックでウィンドウを消してみるといいかも。
そこまで怖い訳ではありませんが、見なくてもいいという選択肢があるのは良い事だと思います。この辺りの演出も良かったです。
案内人のお姉さんが出てくる画面、背景をよく見ると3作全ての話に関係のあるものが置かれてますね。
そして今作もまたお姉さんが気になる話をしていて、まさか? と思わせてくれますw
(因みに3人の案内人の中では1作目のお姉さんが好きです)

気になるところは、今作に関しては人を選ぶ内容かなぁと言うところでしょうか。
表現は素晴らしいのですがw
今作はティラノスクリプトで制作されているから? か、画面が少しワイドです。
大きい画面苦手な人は少しだけ注意。

いやぁ、シリーズ最後になかなかインパクトのあるお話を見させてもらいましたw
少しグロいですが、表現自体はかなりの物だと思います。
耐性がある方、ダークな話が好きな方、そして興味を持たれた方、是非眠れない夜に。

# by shio120 | 2019-06-09 03:00 | ノベル | Comments(0)  

フリーノベルゲーム感想第124回目 カレイドスコープ・キャット

どうもお久しぶりです。紫苑です。
ノベルゲームの感想はとても久しぶりですね。
最後に更新した感想が14年なので、約5年ぶり……。
実況等ではノベルゲームもよく見ていましたが(自分がプレイした事があるものメイン)、直接読むのは空いていた時間ぶりでした。
今回久々にプレイしてみて、やっぱり面白いなと。

では感想へ行ってみましょう。
フリーノベルゲーム感想第124回目 カレイドスコープ・キャット_d0156983_16075817.jpg
今回は「SecreCookie」さんの「カレイドスコープ・キャット」です。
プレイ時間は20分ほどの掌編作品。
ストーリーはふりーむ!さん、作品ページからお借りして。

案内人が眠れない貴方のためだけに、お話をしてくれます。
それは「よるのおはなし」。

短編連作ビジュアルノベルのシリーズ2作目。

あなた、喋る猫って知ってる?
そう、普通は聞こえない。
猫の声は聞こえないまま、人は時間を通り過ぎていくの。
普通は……ね。

このようなお話。
前回の感想「ヤーウェ・イルエ」の作者さんの2作目、シリーズの続編ですね。
続編とは言っても、直接的な繋がりは無いので今作からプレイしても全く問題はありません。
(今回の案内人さんが、前作の案内人さんの事をお姉さんと言ってるので、姉妹? という繋がりはありますが)

こちらも前回と同じように、案内人の女の子がお話を聞かせてくれます。
喋る猫とその「飼い主」である女性レイディのお話。
猫はこれぞ猫。というような飄々とした喋り口調で、実際に猫が喋ったとしたらこんな感じなのかも……。と思わせてくれました。
そしてその口調がとてもイケメンw
レイディは夢見る乙女っぽい雰囲気があるんですが、だからこそ息の合った一人と一匹の会話が物語に引き込んでくれます。
後半猫に誘われてとある場所へ向かうのですが、そこからはもう前作プレイしてると先が何となく読めてきますw
猫の鳴き声や絵がとても良いタイミングで入るので、ドキッとする事も何回か。この辺りも世界観に入り込ませる上手い作りになっていたと思います。
ラストは大体予想通りな展開ではあるものの、この妖しい雰囲気に入り込めるのでそこまでは気にならなかったですね。

しかし、案内人のお姉さん……。
最初に言ってる事と違うようなw
いや、前作プレイしてるんで騙されないぞとは思ってはいましたがw
お話を聞かせてくれた後、少し気になる事も話しています。
そこがまた、もしかして? という想像をいくつか働かせてくれていいですねぇ。


気になる部分はオチは想像ついてしまう事でしょうか。
ただ、言ったように物語の世界観に入りこめれば小さなことですが。入り込めるような作りにもなっていますしね。
あと、少しだけ音量が大きいかな?
そこも設定でかなり細かく変えられるので問題ないでしょう。


読了後、おまけで後書きが見られますが、今回入れなかったお話も見てみたいですね。
今作私は昼間にプレイしたんですが、夜プレイすれば良かったと思いました。
興味持たれた方は、是非眠れない夜に。

# by shio120 | 2019-06-02 17:04 | ノベル | Comments(0)