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フリーノベルゲーム感想第64回 セイシュン真っ盛り!

どうも紫苑です。
今年も10日切りましたねぇ。
色々と忙しい時期かもしれませんが、体調にはお気をつけくださいませ。
私は個人的に作詞などチャレンジ中です。今まで2曲歌詞を書いたことはあるんですが、今度はイメージをもっとしっかりと固めて書かねばなぁと思ったり。
その辺に関しては、詳しく書ける機会があれば。


それではノベルの感想に行きましょう。
フリーノベルゲーム感想第64回 セイシュン真っ盛り!_d0156983_031323.jpg

今回は「九州壇氏のノベル工房」さんの「セイシュン真っ盛り!」です。
プレイ時間は1時間ほど。
ストーリーはサイト様、作品紹介ページへリンクを貼らせて頂きましょう。こちら

まず一言。
私は盛大に笑わせて頂きましたw
今作の作者様、前にもここで紹介させて頂いた「乙女心と夏の空」を制作された方です。
今までの全4作プレイさせて頂いて、作者様の作品の印象は「土台がしっかりとしていて、ほんのりと心に染み入るような」というイメージでした。
しかし今作、紹介ページにも書かれていますが、本当に「いい意味で」作者様を壊してくれたなぁとw
いや、決して悪い意味などではなく、こういった魅せ方も読み手に見せてくれるんだなぁっていう幅広さ、ですねぇ。

さて、内容の方にも触れていくと。
まずキャラクター、主人公は中学生2年生の雄太君。
怒りっぽいけどしっかり者の委員長、そして隠れ〇〇〇な早乙女さん。
主人公の悪友?で「アブない」光一。
そして儚い印象の謎の女の子。
こう書き出してみるとなかなか個性的に感じるかもしれませんが、中学生ってまさにこんな感じだよな……、と。
特に男子陣が、ね……w
中二病なんてよく言ったものだなぁなんて思いますが、誰にだって、特に男性なら今作のキャラクターに感情移入しないはずは無いんじゃないかと思いますw
くだらない下ネタでこれほど盛り上がれるって、あの頃だからこそって感じますしね。
だけれど、物語の核になるところはそこにあったりして、やはり魅せ方としては作者様らしいなとも思いました。
そういう行為を止めたいとは思っていても止められなくて、でも冷静になるとそれに嫌になってくる。
そういうのは、例えを変えれば誰にでも何かしらはあったんじゃないかな、と。
だからこそ共感できる部分もそこにあるわけで、物語に引き込まれましたねぇ。


気になったというか、ちょっと思ったところは。
今作、物語に繋がってくるとは言え、下ネタの量がすごいです。
これを笑いながら見られるか、少し引いてしまうかのどちらかだと思うんですよね。
私はこういうのも大好きですから、加〇鷹の法則、とかこの手のノリを大爆笑で見られましたけども……w
やはり苦手な人は、引いちゃうかな?とも思ったり;
光一とのやり取りのメタ発言も、人によっては現実に戻されちゃうって人もいるかも?なんて。
勿論私は何でも来いなスタンスですので、そこにも笑わせてもらいましたがw
ギャグシーンですし、そこはありですよね?
ちょこっとバグ?みたいなところも見つけちゃったりしたんですが、修正されてるみたいですし、突っ込むところじゃないですね。

書き忘れてましたが、選択肢もあります。
しかし、間違った解答だとすぐバッドエンドなので難しく考えることもないはず。
寧ろバッドエンドをあえて見るのも面白かったりするんですよねw
バッドエンド3の早乙女さんひゃっほうなあれ、個人的にはかなりお気に入りだったりw

タイトルの「セイシュン」がカタカナなのは、内容のそう言う部分とかけてるのかなとか深読みしてみたり……!w
違うかな?w 違ったら本当にすみません;


下ネタだけではない、しっかりと核のある作品。
是非(バッドエンドも含め)見て欲しいと思います。

by shio120 | 2010-12-24 00:51 | ノベル | Comments(0)  

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